Solarisによるサーバー構築入門

Kernel 変更方法

Solaris8(Solaris7)は64ビットカーネルで動作しますが、32ビット専用のアプリを使用する場合には32ビットに変更する必要があります。

とくに64ビット対応コンパイラがない時にはこの方法で問題を回避するのがよいと思います。

32ビットカーネルへの一時的な変更方法
スーパーユーザーになりシステムを終了させokプロンプトを表示させる。

# init 0
ok

ここで以下のように入力する。

ok boot kernel/unix

32ビットカーネルを標準にする方法
Open bootで以下のようなコマンドを入力する。

ok setenv boot-file kernel/unix

64ビットカーネルへの一時的な変更方法

ok boot kernel/sparcv9/unix

32ビットカーネルを標準にする方法
Open bootで以下のようなコマンドを入力する。

ok setenv boot-file kernel/sparcv9/unix

Open bootで現在のboot-file環境変数を見るには...

ok printenv boot-file

■その他にもeepromコマンドで設定する方法もあります。